
瓦が飛ばないようにする屋根の【ガイドライン工法】とは?ーー義務化のきっかけは千葉を襲った台風15号。
2025/11/5 08:04
- 今年(2025年)、国交省から「あなたの家の瓦は大丈夫?新築住宅の瓦屋根の強風対策が義務化!」という通知が出たのをご存じでしょうか?
- 1.ガイドライン工法とは何か?
- 1-1.ガイドライン工法誕生の背景
- 1-2.台風15号で、自主基準だったガイドライン工法が義務化へ
- 2.台風15号の被害を振り返る
- 2-1.数字で見る被害
- 2-2.ガイドライン工法と従来工法での瓦の飛散率の違い
- 3.定期的にセルフチェックをしましょう!
- チェックリスト
- ★ 2 項目以上当てはまったら要注意。業者への点検を依頼しましょう。
- 4.診断・工事は「ガイドライン工法に精通した業者」を選ぶ
- 5.屋根点検のついでに雨樋などもチェックしよう
- まとめ――今すぐできる 4 つのアクション
- 屋根の心配事、丸治瓦店にご相談ください!
今年(2025年)、国交省から
「あなたの家の瓦は大丈夫?新築住宅の瓦屋根の強風対策が義務化!」
という通知が出たのをご存じでしょうか?
新築で瓦屋根の家を建てる際には、建築基準法に基づく「ガイドライン工法」という方法で屋根の施工をすることが義務化されています。
実はこの工法が義務化されたきっかけは、千葉を襲った台風15号なんです。
皆さんも記憶に新しいかと思いますが、2019年9月に千葉を直撃した台風15号、19号で瓦や屋根材が大量に飛散した痛ましい経験が背景にあります。
台風19号が直撃した千葉市中央区では最大瞬間風速57.5m/sを観測し、約90万戸が停電。
屋根損壊は住宅被害全体の4割以上にのぼりました。

台風15号で飛散した瓦

千葉県習志野市で創業45年以上の丸治瓦店は、被災直後に現場を駆け回った経験から、ガイドライン工法の重要性を痛感しています。
本記事では、千葉の皆さまが“瓦が飛ばない家”をつくるための実践ポイントをまとめました。
1.ガイドライン工法とは何か?
1-1.ガイドライン工法誕生の背景
簡単に言えばガイドライン工法とは、全ての瓦をステンレス製の釘やネジで固定する工法のことです。
1995年の阪神・淡路大震災では、瓦屋根が落下して避難経路を塞ぐなど深刻な二次被害が起こりました。
これを機に、業界団体(全瓦連)と学識者らが「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」を策定(2001年)。
当初はあくまで義務ではなく、業界としての自主基準として運用されていました。
1-2.台風15号で、自主基準だったガイドライン工法が義務化へ
2019 年の台風 15 号(房総半島台風)で旧工法の瓦屋根が大量に飛散した一方、
ガイドライン工法で施工された住宅はほぼ無傷との調査結果が発表されました(詳細は後述します)。
これを受け、国は2022 年 1 月以降の新築住宅にガイドライン工法を義務化しました。

2.台風15号の被害を振り返る
2-1.数字で見る被害
・住宅被害:約63,000棟(千葉県全域)
・屋根飛散・破損率:約40%
・停電戸数:約90万戸
2-2.ガイドライン工法と従来工法での瓦の飛散率の違い
国土交通省が公表した「令和元年房総半島台風を踏まえた建築物の強風対策の方向性 ―参考資料―」によれば、ガイドライン工法採用住宅の瓦飛散率は1%未満。
対して従来の「部分くぎ留め工法」は30%超が瓦の飛散・ずれを起こしていました。
これらのデータをうけて、ガイドライン工法が業界の自主基準ではなく施工義務となりました。
3.定期的にセルフチェックをしましょう!
瓦屋根は小さなゆるみを放置すると連鎖的に剥がれてしまいます。事故を防ぐ第一歩が日常の目視点検です。
※ただし、屋根に上がっての点検は非常に危険ですので、専門の工事業者にご相談してください。
チェックリスト
① ガイドライン工法が制定された2001年以前に建てられた建物で、一度も点検をしていない
② 瓦がずれていたり、浮き上がっている
③ 瓦が著しく破損している
④ 天井や壁紙に茶色い雨染みができている
⑤ 強風時に天井裏でパタパタと異音がする
★ 2 項目以上当てはまったら要注意。業者への点検を依頼しましょう。

丸治瓦店も、無料で屋根の診断を行なっています。
まずはお気軽に、お問い合わせフォームまたは
お電話(047-475-8525)でご相談ください。
4.診断・工事は「ガイドライン工法に精通した業者」を選ぶ
瓦屋根改修ではガイドライン工法に準拠していることはもちろん、
高い工事技術を持つ業者に依頼することが何より重要です。選定の目安は次の 3 つです。
瓦屋根工事業者選びの際には、下記を確認しましょう。
① 全日本瓦工事業連盟ホームページの「加盟工事店の検索」
サイトにその業者が掲載されているか
② 1級かわらぶき技能士・瓦屋根診断技士など資格保有者が在籍しているか


上記以外にも、「自社で倉庫を持っているかどうか」など、業者選びの視点はいくつかあります。
下記の記事でまとめていますので、ぜひご参考にされてくださいね。
5.屋根点検のついでに雨樋などもチェックしよう
強風で瓦が無事でも雨樋(あまどい)が外れると外壁や基礎が水浸しになり、雨漏りの原因になります。
屋根の点検を行う際には、合わせて雨樋についてもチェックして雨漏りを防ぎましょう。
まとめ――今すぐできる 4 つのアクション
① 国交省の通知を確認し、ガイドライン工法の義務化の背景を理解する。
② セルフチェックで瓦の異常を確認する。
③ ガイドライン工法に精通した工事業者に点検を依頼する。
④ 点検を依頼するのであれば、雨樋についても同時に確認する。
屋根の心配事、丸治瓦店にご相談ください!
「うちの屋根、一度専門家に見てもらいたい」
「とりあえず見積もりだけお願いできる?」
もちろんです!私たち丸治瓦店は、習志野市に根ざし、皆さまの大切な屋根を守るお手伝いをさせていただいております。瓦一枚の交換から、屋根全体の葺き替え、雨漏りの特定・修理まで、屋根に関するお悩みなら何でもご相談ください。
経験豊富な職人が、お住まいの状況を丁寧に点検し、習志野市の気候特性も考慮した上で、最適な修理プランをご提案いたします。
しつこい営業は一切行いませんので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
▼対応地域
千葉県習志野市を中心に、下記エリアに対応しています。
対応可能エリア:
習志野市、船橋市、千葉市、八千代市、その周辺エリア
▼対応工事・施工事例
雨漏り修理や葺き替え、カバー工法、雨樋交換や雪止め設置など、幅広い屋根工事に対応しております。詳細はリフォーム工事からご確認ください。このページに記載がない工事にも対応できることがありますので、まずはお気軽にご相談ください。
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